女性に限らず男性でもダイエットに興味がある人は大勢います。それを裏づけるように、痩せる方法として実に様々なダイエット方法が世に氾濫しています。実際にそれらを実践してみた経験がある人も少なくないことでしょう。しかしこれほど沢山の方法が氾濫しているなかで、正しいダイエット方法とはどんなものなのでしょうか。
まず太る原因を考えてみましょう。それは基本的に1日の摂取カロリーが消費カロリーを上回ることが原因です。したがって、単純に減量したいのならば1日の摂取カロリーが消費カロリーを下回る生活を続ければよいのです。そのため急激に食事の量を減らしたり、低カロリーで同じものばかりを食べるといった無理な減量をしてしまう人もいますが、そのような間違った方法を行うと、一時的には体重を減らすことができても、結果的には痩せにくい体になってしまいます。
これは食事を極端に減らしたことで筋肉量が減少し基礎代謝が低下するためです。そしてダイエットを止めるとすぐに元の体重に戻ったり以前より増えてしまうリバウンドを起こします。これは筋肉が減少したことでエネルギーを消化する働きが弱くなり、同じ食事でも脂肪ばかりが増えるためです。また無理な食事制限によって健康を維持するために必要な栄養が不足し、その結果、筋肉や骨量の減少や肌荒れ、便秘、貧血、生理不順などを起こしてしまいます。
がんばって体重を減らすことができても体が不健康では本位ではないですね。人が一日に必要な摂取カロリーは性別や年齢によって目安があります。正しいダイエットとは、栄養のバランスが取れた食事で最低限必要な摂取カロリーは摂取しながら、適度な運動をしながら筋肉量を保ち消費カロリーを増やす生活を続けることにあります。