女性が美容を追求する上で体重を厳密に管理するダイエットは大切ですが、単純に全身を痩せさせるだけでは実現が難しくなるのが足痩せです。足という部位は人が立った姿勢でしかも歩く際に必ず負担の掛かる部位であり、足の脂肪を減らすことは一見簡単なように見受けられます。しかし、苛酷なまでに激しいダイエットによって全身の脂肪を取り除いた後でも、2本の足だけが以前と変わらないかそれ以上に太いままとなってしまうことが有り得るのです。なぜ全身が痩せても足だけが太いままなのかというと、1つは人が就寝時以外は常に立った姿勢であることから、全身の血液が重力によって下半身に集まることが原因となります。
血液の中には口から摂取した食物から取り入れた栄養が大量に溶け込んでおり、大量の血液が集まりむくんだ下半身にはそれだけ大量の栄養が集中している状態なのです。足に過剰な栄養、つまりはカロリーが集中することで余分なカロリーが足の脂肪として付きやすくなってしまいます。また、足痩せが実現できないケースとして脂肪を減らしても足の筋肉が増量することで足が太くなる可能性もあります。特に運動によってダイエットを完遂した場合など、全身の脂肪を減らした代わりにジョギングやストレッチなどで鍛えられた足の筋肉で太ももなどが太くなりすぎるなどが考えられるのです。
このように通常のダイエットでは足痩せを実現するのは難しく、足痩せのためにはそのための専用のダイエット方法を試みる必要があります。